ガソリンタンク 錆び取り&ファインコーティング施工

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フューエルタンクの錆び取り/内部コーティングを施工しましょう。(外注作業)

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例えばガソリンに混入した水分は基本的に抜けないと思った方が良いです。
グラスにガソリン入れて数滴お水を入れてみてください。底で分離し集まって沈殿致します。振ってみれば上面にもその水滴が付着しまたサビを誘発する訳です。全周にその錆びは行き渡るのです。そして数年も経てばサァーサァーと音を立ててキャブをオーバーフローに導くトラブル要因になる訳です。

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少し多めにお水を入れてみました。この様に分離して底を浸食して行くわけです。

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では軽くシェイクしてみましょう。この様に上面に付着する訳です。そして夏場になればエンジンの熱気もあり水蒸気になりタンクキャップまで腐食してしまいます。
アルミタンクなのに底に鉄錆びが大量にあった事例もあります。タンクキャップが腐食してサビが落下しアルミタンクも浸食してしまうほど強力です。
私は自分ではタンクの錆び取りもコーティングも行なわず全て専門業者にて施工して頂いております。
タンクの錆び取りを行なうにしても私の様な素人では”フタしてお湯で漬け置き”しか方法がありません。これは経験上、除去不足そして時間を要した割には残念なクオリティーと言う訳です。
専門業者は細くフレキシブルな高圧洗浄で上面・底まで徹底的に洗浄してくれます。道具が無ければ確認も上面の錆び除去も不可能です。
そしてコーティングも底や側面程度は出来るでしょうが上面などは施工する事が不可能だと思います。実用タンクで傷を付けずに行なうとすれば更に不可能度は上昇致します。

 

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コーティングした表情はこの様な状態です。マットなシルバーに仕上がります。

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拡大するとこの様な感じです。若干モアレっぽく見えますがこんなイメージです。

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底は当然大切ですが上面も同じ位に大切です。自身のタンクも確認してみると良いと思いますよ。

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底面も勿論良い状態でコーティングしてあり安心できます。

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細かい気配りで出来る業者は本当に信頼度があがります。目に見えない工程を知る事により錆び取り/コーティングも甘くない事がわかります。当然ながら素人では何となくの施工は可能ですが不完全なコーティングまで行なってしまうともう取り返しは付きませんね。
大切なタンクであればまず安易な選択は除外したいですね。

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この工程表の通りお預かりしてからかなりの時間を要します。
・概算ですが錆び取り/コーティングで3~4万円程度となります。
・コンディションの良いタンクを予防するものではありません。
・納期は約1ヶ月ほど

あまり今まで紹介しておりませんでしたがこの様な依頼項目もあると言う紹介でございます。

 

 

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