ゼファー750 車検 デコメンテ ニューテックオイル交換


ゼファー750 車検 デコメンテ ニューテックオイル交換ご用命です。

最近デコメンテの記録簿を一新して自分が記載し易い様に調整中。確認する点も増えましたよ。
まずはチェーンから。この際にチェーンサイズや銘柄も確認しておきます。
フロントタイヤとホイールの振れ具合チェック。問題ありませんでした。
いつの間にか?ホイールが振れてしまって・・・なんて事もあったり。過去に遡れば”いついつまでは平気だったからあの時かな?”っとわかる訳ですね。
アクスルシャフトの振れ/曲がりのチェック。地味に曲がっているもの多数。でも許容範囲なのでそれまで使います。

ブレーキディスクの厚みをチェックです。上から下まで均一には減りません。一番減っている箇所でお知らせしております。 限界値超えでした。ご検討ください。
スピードメーターケーブルを清掃・注油しておきます。地味に切れて欲しくないですね。少しの事で長道すれば良いですね。

ダストシールを持ち上げてフォークオイル塗ってストロークさせると結構カスが出てきますよ。このカスがシールのリップに食ってしまうとオイル漏れの原因。地味な作業でオイル漏れも少なくインナーチューブの摩耗も減らしましょう。
ステム上側。ストロークもしないのでここ意外と錆びてしまう箇所です。防錆油塗って少し置いてからふき取ります。軽い油膜で保護される筈です。
ホイールベアリングの確認。特に問題なさそうでした。2-3万キロ毎位で交換してもバチ当たらない大切な個所です。使えるから~も分かりますが転がる為の大切な部品です。
キャリパーを洗浄致します。ややダスティーですね。大きな錆もなく良い感じです。
押し戻す時に”んん~渋い!固い!”っと思ったら大抵シールがコチコチなのとダストシール溝がゲジゲジになっている可能性高いです。
OHする事によってブレーキ入力時も良いですし、戻りが良いはずです=押し引きが軽くなります。
片押しキャリパーは整備時にブーツ交換しても良いと思います。結構固くて汚いです。
見えないですがこの辺の部品が綺麗なと組む時のテンションが違います。整備や作業でも出来る限り、触りたく無いなぁ~と言う状態にするべきではないと思います。
ブレーキディスクホールの掃除。意外とダストがギンギン!に詰まっております。クリーニング効果が1%位UPすれば幸いです。
お掃除の後は新しいウエスで入念に脱脂。ゴシゴシ拭いていると表面の感じが変わるのがわかります。それだけパッドカスが食い付いているのでしょうね。
この脱脂後はブレーキの効きが甘くなるのでブレーキングで”ギュ~ギュ~”と温めて冷やして~パッドとディスクを馴染ませてあげます。現状でのパフォーマンスは向上する筈です。
*ブレーキ引き摺ってパッドのアタリ付けは行わない方が良いと思います。

フロントを持ち上げてフォークを大気圧にしてあげます。
クラッチレバーの注油です。前回のグリスも残っているので安心です。お掃除してしっかり入れ替えましょう。
ブレーキレバーの注油。此方は多少グリス飛び気味でしたね。でも擦れ擦れではなかったので◎。清掃・ニューテックNC100で注油しておきましょう。
スロットルとアクセルワイヤーの注油です。スロットルはお掃除して軽く油膜がある程度で十分です。タップリ塗ると重くなります。塗らないとハンドルが減ってはげてしまいます。軽く肌に塗って伸ばす感覚で十分だと思います。
リアアクスルシャフトの確認。フロントよりリアは曲がっている確率高いです。グイグイチェーンで引っ張られるからですかね。
ダンパーもホイールベアリングも問題ないでしょう。
こんな時にキーをお掃除しておきます。意外とカス溜まってますよ。
フューエルキャップ。軽く防錆油掛けて拭いておきます。タンク内地味に結露したりしてます。
防錆とガソリンが腐り辛くなれば?良いかな程度に入れております。頻繁に入れる必要は無いと思います。別に燃焼室のカーボンが落ちても(期待値少ないですが)驚く効果は少ないと思います。
プラグの焼けが多少まばらですね。まだ新しいのでシャッフルして様子見ましょう。
エアフィルターは洗浄しておきました。
何回転が最大電圧かチェックです。*片手カメラ 片手テスターなので画像はアイドリングです。
同調を調整しておきました。
ヒューズを全て抜いて磨いて戻します。スペアは1つ足りないので追加しておきました。
シフトペダルの軸も清掃注油しておきましょう。1%でもスムーズに作動出来ると良いですね。
ブレーキ側は腐食しておりましたので研磨しておきました。整備にレストアの要素が常に含まれれば良い状態が長く続くと思います。
サイドスタンドも分解・注油です。乗り降りでの非常に大切なパーツ。乗る時は乗る事だけに集中出来ると楽しいと思います。
フルードはCCIゴールデンクルーザーDOT4です。レース用フルードも良いですがストリートは耐久性とのバランスも非常に大切。誰もが屋内保管で頻繁に乗れるわけではありませんからね。
エンジンオイルはニューテックNC50 10W-50へ交換致しました。
今回の作業は以上となります。
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