GS1200SS-2型 車検 キャブメンテOH+研磨 セルフポイントメンテ ニューテックオイル交換 ETCアンテナ移設

希少なGS1200SS-2型。1年しか無かったのに地味なマイナーチャンジがにくい個体ですよね。
車検 キャブメンテOH+研磨 セルフポイントメンテ ニューテックオイル交換 ETCアンテナ移設ご用命です。
2019年内の作業受付は終了しております。1月も受けなくてもいいかな・・・なんて最近思ってきました。ただただ受け過ぎた仕事がダムの様に・・・・気持ちを切り替えて~進行です!
いきなりキャブが外れております。スズキって整備性良いよなぁ~(慣れているだけかも?)

あまり悩まないで外す所を外すだけで外れると(若干意味不明ですいません。)整備性が良いバイクって思う気がいたします。シンプルに作られている証拠でしょうか。
インテークマニホールドは出る内に交換しておいた方がベターです。

まぁ今度いいやぁ~と思っている人も買って保管しておいても良いと思います。廃盤になると本当に辛いですよ。
13101-03F20*2 (#1.2用)
13103-03F20*2(#3.4用)
次、いつ外れるかわかりませんので綺麗に準備して取り付けしましょう。
外した部品はごちゃっと箱やビニールに保管せず、ケースに分類して保管しておけば組み付けも組み忘れも減ると思います。
異物もさほど確認できませんでしたので良かったです。タンク内が綺麗だと言う事ですね。
スターターバルブを交換致します。4連分解時しか交換できませんからね。
これがダメになるとアイドリングが不安定になったりします。

アイドリングでチョークプレートを押し付ける方向に”グッ!”っと押したらなんか調子良い?と思ったらスターターバルブの締まり悪いかもです。
ちなみに地味に使えそうで使えないネタ。

キャブレターのボディーは基本的に汎用なので(多分)構成部品も基本使えます(多分)。自己責任で
スズキ 13411-26E00 2000円
カワサキ 16016-1061 1790円

1個当たり210円も違いますよ。毎日こんな事しているから遅くなるンでしょうね。。。と反省もしつつ
エアベントと燃料のジョントは樹脂なのでこの際に交換しておくと良いでしょう。
京浜は部品が少なくて助かります。(PSオーリング/フロートパッキンは未開封でした)
この際蓋も交換したいとの事でして・・・お見積りしましたら然程でもありませんでした。OK頂きましたので此方もGOです。
少し腐食がある程度でしたので助かります。そう考えると先日のゼファー750はキテタなぁ。しみじみ・・・
と言う感じで研磨完了致しましてピカピカになりました*4個。
ちなみに2-3時間掛かります・・・全然甘く無いです、
通路の確認しましたらパカパカ組み付けいきます。
フロートバルブ受け側も綺麗にお掃除しておきましょう。
CVRになるとスプリング外径も大きくなっていいですね。中折れする心配もありません。
しっかりとニードルを固定出来る方式。しかもクイック?です。

BSTってかっこいいけど(負圧マニア)でもやっぱりCVK/CVRの方が絶対上行っている気が・・・しませんかね。萎え~です。キャブは京浜だな・・・むむむ
#1-4まで実油面を確認していきます。バイクは常に平な所を走る訳ではありません。
キャブの中は相当たくっている?筈ですからこの数ミリで大きく調子が変わらないと思っております。

でも一応ピシ!っと基準を決めておくと微妙な不調が出ても”キャブじゃない!”っと言い切れる状態にしておくと安心=怪病トラブルに合わない=仕事の流れもスムーズかと思います。

オーバーフローすれば良いですが微妙なジワジワ油面上昇ほど面倒くさい事はないですからね。
*確認出来るのでれば見ておいた方が安全かと思います。
因みに・・・実油面はこんな感じになっております。
いつも思うのですが・・・0.5MMって計測不能かと・・・この±の意味合いを受け取れる人向けなのでしょうか。
合わせ目位でいいですよ~と記載できませんから。マニュアル作るのも大変ですね。
フロートハイトまで書いてあって素敵です。こんな車種は殆どない?ではありませんか。
オーバーフローってなんぞや?

かなりの大洪水漏れは”赤丸”のエアベント穴をより出て来ます。バイク倒して出るのもここですね。
これがエアベント。簡単にいいますとエンジンに供給するガソリンを吸い出し易く、燃料タンクからキャブへスムーズに流入するように フロート室内を大気圧にしております。
エアベントまでガソリンが行かないでオーバーフローするパターン。
スロージェットとメインジェット穴からジワジワ入っていきまして
赤丸三ケ所。

結局外部と繋がっている
・パイロットエアー
・メインエアー
・ニードルジェット
*エアジェット(機構的に通路がないモノもあるのでそれはまた今後)
このからジワジワ~と溢れてシリンダーヘッドの方やエアクリーナーBOXに行ってしまこともあります。こっちの方が多いかもしれませんね。
キャブを組み付けて同調取って完成です。

当店は大抵作業する個体はキャブ詰まった訳でもなく通常運転している個体が多いです。

詰まって動かない状態が0だとすると伸びしろが凄くありますし目に見えて治った感たっぷりと思います。
私、毎回作業していて本当に良くなる?よね?と思いながら地味な事を積み重ねてパフォーマンスが上がるといいな~と思いながら作業しております。

手軽に簡単に効果が体感できるって正直難しい。小さな事をコツコツとそう思っております。
TPS合わせろ的な説明ですね・・・見づらい図だな・・・・
下を基準に上の左右を見なさい!と言う事です。(アクセル全開!ひとりだと難しい)
↑と言う事です。日本語って凄く説明臭くで嫌ですね。
ん~?って考える時間が・・・こういう説明って絵の方が早いような・・・極論英語でもOKになるので海外仕様と同じに出来てとてもよさそうな。

マニュアルの何を見たいか?って数字だけ。どこがなんぼ?ですか?だと思います。
組み付け位置がわからない~って確認する人は少ないかと。。。。
っと言う訳でキャブは完了致しました。ん~綺麗だぁ~なぁ。もう10年以上頑張って!と願いも込めつつです。
ETCアンテナがダサイので移設して欲しい依頼です。
どうしよう?移設してもダサかったら。。。。っと毎回ん?と思うことありませんかね。

多分52-20φを17.5φに外径調整して内径を8φで揉んで半分こ作戦。
毎度の手抜きの王国シリーズ。ノールマホースバンド(バンド側に溝穴がない=素敵)に極低頭を点付けしました。

これでクランプしてONする作戦です。まさに Together (ルーなにがしです。)
チタン(2種)t=2MMをパンチャーTOシャーリングTOコーナ-R TOベルサンバリ取りにて完成。
直線は直線でRはRだと気持ち良い?気がしてます。
と言う感じになる訳です。これがズルい作戦なのは着脱も楽です。
・クランプ緩めれば前後角度は自在
・ナット緩めれば左右も自在
・違う取り付けにも使える

手早く作れて失敗が少なくするのが最重要です。クックパッド的な感じです。
と言う感じになりました。
キャリパー三丁洗浄と揉みだししました。
ブレーキフルードはCCI ゴールデンクルーザーDOT4
チェーン洗浄と注油致しまして
エアフィルターは汚れていたので交換致しました。
エアクリーナーを外した際は中もお掃除しておくと気持ち良いですよ。
95%完成しましたので残りは水曜日となります。(部品と材料の関係です)
  • URLをコピーしました!