GPZ900R シフト&バランサーシャフトオイルシール交換 折れたボルト除去 リアキャリパーOH ニューテックオイル交換 冷却水交換 フルード交換

最近は~変な?タイトルやめました。

あまり爆上げには効果なかった模様です・・・あぁ~あの時は良かったなぁ~っとしみじみ。
綺麗なGPZ900Rタイトルの内容ご用命です(^^♪

まずはオイルシール類を外して行きたいと思います。

他社さん?他店さん?とかはどうやって外しているかは不明・・・私はいつもの油冷でも同じくの方法で外しております。

こう言う奴を作って引っこ抜く感じです。
ちなみにもともとマイナスドライバーのごみのやつです。
*ベッセルかなんかの・・・・

さすが工具鋼と言いますか粘りとしっかり感のバランス最高!でございます。
削ったり・曲げたりと自由度は無限大です。

ねじ山切ったボスに溶接し、寸切りねじ込んでスライディング~っと言った感じです。

という感じで外れます(^^♪

オイルシールの圧入なんて大した力掛かっておりませんのでこういった感じで外れます。

オイルシールやベアリングを入れるアタッチメントは都度作って保管しておくと良いです。
端材で作ってぽいぽい~しないでなるべく?しっかり作って次回以降も使えるようにしておくと今後も楽になるでしょう。

まぁゴムシールなんかは通常手で入ってしまいますが・・・シフトの金属アウターは無理です。

折れてしまったM6を除去致します。
まぁ結構、首下長いですからね~ しっかり食っていてポンチで打ったくらいではビクとも・・・です。

こう言う場合は急がば回れです。
カンとコツを使うのは一番最後、どうしようもない時だけにしておきましょう。

いきなり目検討でドリルするのはちょっと・・・

旋盤でセンター穴あけボスを作ります。なるべくガタは少な目がGOODです。
100万回やっても誰がやってもドセンター開けれる様にしておくと気分的に楽です。

ずび~んと穴開けまして

という感じで摘出完了です。

私的に逆タップって正直微妙・・・私はKOTOですがトラスコのエキストラクターの方が良さそう・・・時代は流れているなぁ~っとしみじみ。

ドセンターで外せるとヘリサートも不要です・・・・安心・安全です。。
何事もまずは段取りしっかりすることがスーパー大切です。

この角型何が良いかと言うと”よく食う”

なんせ叩き込みますから・・・逆タップはすぐ食えば良いですが、食わないと相手が減る=母材にダメージ与える可能性があがる訳です。

元穴はぐずぐずにならないのが良いです。KOTOトラスコのエキストラクターひとつ忍ばせおくと”あぁ~助かった~”っという事も今年はあるかも?です。

よく聞くフレーズ。
キャリパーピストンの作動が渋いので時間かけてキャリパーピストン洗って揉みました。。。。って

う~ん。。

その状態、カスが溜まって、シールが硬化しております。同じ時間を掛けるのであれば間違いなくキャリパーをOHするのが一番ですよ・

このカスが堆積している分、ダストシールを内側に押し込んでおります。
それは渋い筈ですしシールも食みでます。

ダストシールはすでに変形しシールのゴム感も硬くなっておりました。
ピストンは小錆びですがOHの際は交換することをお勧めします。

カスをリューター+ブラシで粗方お掃除して後は研磨してフィニッシュです。
ショットで仕上げると今後も腐食し辛いです。

キャリパーを完全乾燥させておくと安心度がぐぅ~んとアップしますよ。
シール類は必ず通して検品すると良いでしょう。実際、間違いが混入していたことありますからね。

そういう場合は誰の責任?もちろん作業した人の責任になってしまいます。
いちに確認 二に確認です。

CCI MR20メタルラバー キャリパーOHをグリスで組んでいる方に一回は試してもらいたい逸品。
キャリパーOH上手くなった?かも?と言う位スムーズになりますよ。

最後に防錆油を塗って拭き取って完了となります。エーゼット舐めてはいけません・・・鋭いです。

ブリーダーのシールって△。

最近メーカーもやっておりますがこれは絶対に滲ませたくなく~と意味合いからかと思います。しっかりと残留フルードを除去すれば滲みません。
滲む=残留フルード拭き取り不良かと思います。

パッドは持ちそうな・・・・いやダメだな・・・交換しておきましょう。

ブレーキホースなんか怖いテープされてますね。。。。
なにかに潰されたような感じ・・・外皮だけで良かったですね。

こういう時にしっかりサンイチ収縮チューブでしっかり補強しておきました。

ちなみ皆様もお持ちであろうブレーキフルードチェンジャー的な工具

ソフト真空引きとしても使えますよ。エア抜き超早いです。

冷却水交換していきますね。画像がちょっとわかり辛いですが結構濁っておりましたね・・・リザーバータンクもすべて抜き取りました。
最低でも1-2年で交換するのがベター。

とくに鉄系のパイプレイアウトが多いものは本当に要注意です。

ラジエターキャップも交換時ですね。ゴム部分の段付き、硬化しております。
キャップはいつものNTKを使います。

アクセルワイヤー戻りが悪い件はワイヤーのレイアウトとアジャスター部分の欠損が原因でした。

ブレーキ・クラッチフルード交換しておきました。
フルードも使っても2年位が安全圏内かと思います。

タンクモールなどは金属入りを使うだけで、ぐぅ~っとイラつきが減りますよ。
後はリアパッド交換して完成でございます。

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