
兎に角、持ち込まれる車両が綺麗過ぎて・・・養生・養生・養生で神経使います。。。
古いバイクは何かあった時が大変なので
なるべくトラブルは起きないように時間を掛けて読み解いております。
コツコツと仕上げたNSR250Rガタガタのステムベアリングを交換していくよ。
車両: HONDA NSR250R (MC21/MC28)
症状:
- 直線を走っていても接地感がない。
- コーナーでリアが**「ガタガタ/グニャグニャ」**動く違和感。
- 取り回し時に「コトコト」と異音がする。
原因:
- リアサスペンションリンク、スイングアームピボット、ホイールベアリングのグリス切れ・摩耗。
作業: 該当箇所のベアリング全交換&グリスアップ。
結果: 「カチッ」としたNSR本来の剛性感が復活。別物の乗り味になりました。
思ったより整備性は良い?がホンダっぽい

意外と簡単にカウルは外れていきますが若干トリッキーな印象です。
左右非対称の固定方法とか外す順番とか何でも慣れが必要ですね。

アンダーチューブが無いので吊り上げます。
なるべく負担が掛からない、傷が付かない位置を探してリフトアップさせます。
どこでも大丈夫=な訳ではなく「愛がすべて?」じぃーっと眺めて考えます。
あっちなみに。
リフトで車体を持ち上げて「ベルトテンション掛けてからリフト降ろす感じ」
カチカチやりながら持ち上げるのではありませんよ。

セパハンがバラバラにならないように41φインナーチューブで一体化させておきます。
ぶらぶらしてしまうトップブリッジASSYも養生したメーターASSYに優しく固定しました。
フロント周りを分解する時になるべくスマートに保持して作業をし易く傷を付けない。
地味に大変なのです(*´з`)
悪くなかったら交換しない派がしかし


思った以上にお疲れモードでしたね。
残念ながら交換必須となりました。
この時代のホンダ アルミフレームは圧入シロが浅くて良いですね。
近年の10mm以上あるモデルは非常に気を使います。
思っている以上に抜いたり、入れたりする作業を優しく負担掛けずに行うのは難しいのです。
圧入は油圧もありなんだよ。

アッパー側は手でトントン入れてしまいます。
上側を基準にしてロア側を圧入していくイメージです。
フレーム側が異形になってますので先日紹介した、治具がありスマートに進行しました。

この油圧も少しマニアックなので参考までに。
上基準で軽くセットをしてロア側は軽く叩いて平行に頭だけ入れます。
アッパー側の基準が出ているので油圧で真っすぐ圧入されて完了です。
一番最後は手動で叩いて圧入完了となります。
1に確認2に確認。3,4も確認(*´ω`*)


鏡で全周しっかり入っているかチェックします。


ロア側はステムにベアリングを組む前にチェック。
ベアリングとシール単体でどの位、シールが効いているか知っておく必要があります。
ホンダとか最近のバイクはこのタイプのシールになっているので問題ありません。
しかし少し古いカワサキが特に要チェックです。
ロアシールが無茶苦茶効いてしまっているモデルも正直存在します。
確認しないと何が起こるか?
程よい位のステアリング調整だとすぐにシールの当たりが付いてガタが出だしてしまうのです。
そんな煮え湯を飲み続けた経験則なので1に確認2に確認。
少し作業に時間掛かっても1回でしっかり終わらせるコレ大切です。
たっぷり塗るのは早々、分解しないから


グリスは熱で流れ辛く柔らかいものを極力使います。
ロアはレース側にしこたまグリスガンで塗ってます。
シャフトは薄く広くだけグリスでコーティングすると防錆にも良いです。

やっぱりダブルナットは凄く楽です。
少し古いスズキは大体シングルなので組付けに多少コツがいる感じでした。
ダブルだとトップブリッジからの押し付けられる力、シャフトを引くチカラが緩和されるイメージ。
余計な事を考えずにステムベアリングの調整だけに集中できる。
昨今ではダブルが主流ですよね・・・ほんとありがたいです。
とかいいつつNSRは90年代か・・・・流石ホンダ。

そんな感じで完成いたしました。
生憎の雪で当面、試乗できなさそうですね。
Issue: The NSR250R has become a luxury vintage bike, but many suffer from neglected maintenance. This unit had severe “rattling” (play) in the rear suspension linkage and wheel bearings. Work: Replaced all worn-out bearings and seals in the swingarm linkage and wheels. Result: The sloppy handling is gone. The bike now feels rigid and sharp, handling corners exactly as a 2-stroke replica should. Don’t let your “treasure” rot from the inside!
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