
とりあえず乗れるまでにはなりました。
ただキャブレターが絶不調なのでその辺を踏まえて修正していくよ。
キャブのインナーパーツが海外製のものになっているのでキースター燃調キットを使います。

キースター燃調キット FK-5447K

正直言うと昔に違う車両ですが燃調キットをテストしたことがあります。
その時、非常に印象が悪かったので疎遠になっておりました。
ただ今回の場合は中のインナーパーツが全て海外製のものに交換されているので
オリジナルを再利用してどうにかすることができません。
インナーパーツも豊富な燃調キットに頼るしかない状況なのです。
様々な部品がかなり対策されているイメージ


フロートパッキンなどはラバータイプのものが付属して非常にありがたいですね。
PMC でわざわざ買う必要がなくなりました。
多めにニードルバルブガスケットも入ってましたよ。
その他
メインジェット/パイロットジェット/ジェットニードル/ジェットホルダー/スターターバルブ/エアスクリュー
など全て同梱されてこの金額って・・・・ちょっと謎ですよね。
あまり深掘りはしない方が良いと思います。


ニードルジェットが軽圧入?腐食?でなかなか取れませんので道具を作りました。
形状的にパワープレイできない感じですよね。
どんな作業も急がば回れ!確実な方法で進行するのか最も安全だと思います。

スターターバルブが完全に潰れていたのでそもそも論だったような気もしますね。
下手したら50年前のものかもしれません。。。。。
こういうタイミングで色々テストしてます


どの程度の距離で処理すべきなのか色々とテストしております。
ふんわりと当たる感じなので前のウェットブラストほど神経質になる必要はありませんね。
組み付けが完了したら実油面をチェックするよ


実油面を確認するだけでキャブレター組み付けるまでのハラハラ感かなり激減します。
フロートチャンバー内のガソリンの入り方や入っている状態が確認できるというのはすごく大切。
万が一組つけてオーバーフローしても異物が噛み込んだらとすぐジャッジできます。
とにかく古い!何が起きてもおかしくない

今回締め付けるとトルクがかからない箇所が1箇所発生しました。
古いアルミあるあるですね。もう何が起きてもおかしくない状況なのです。
M4-0.7なのでここにヘリサート入れていきます。


M4は結構キャブレターで問題起きた時に使うのでヘリサート持ってますよ。
もちろん使うのはタングレス。今更タング付き使うのはもうやめた方がベターです。
驚くほど簡単に挿入できるので是非興味がある人は1つ購入してみると良いでしょう。

M4-0.7 1D
こういう古いバイクやってると色んなこと起きますがあまり最近驚きませんね。
こういう道具も持っていないと
オーバーサイズにされてしまったり帰って来れなくなる可能性があるので注意が必要です。
注意しろと言っても・・・・お客さんは気がつかないのでまあ仕方ないですね。
おぉ~普通にエンジン掛かったぁ~

というわけでとりあえずまずはキャブレターの同調を調整します。
そしてエアスクリューの調整を行いタイミング見て試乗しておきますね。

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