
キャブレターをメンテナンスしましょう。

1番エアクリーナー側

1番エンジン側。その他も全て同じように吹き返しなどで汚れが付着している状態です。

スターターバルブ。中央の位置決めピンがあるタイプは結構長持ちしますが4つバラした状態でしか交換出来ないので交換致します。

1-2と3-4の燃料バイパス。オーリング単品設定なしの部品。既にひび割れておりますね。良いタイミングです。

2-3の燃料T型バイパス 筒状で二段オーリングを組み込んだ感じのシール。ここも割れて来てますね。

2006年のバンディットでこの状態ですからGSXR1100なんかはもう危ない勢いですね。


汚れて腐食してしまったボディーを研磨しリフレッシュさせましょう。


新品並み?新品以上な美しさになりました。純正負圧キャブレターと言うのはスモールパーツの供給が非常に弱いです。ボルト1本、シールひとつ出ないものが多いです。安易に行うと痛い目にあう作業であることは間違いありませんね。

いきなり飛びますが燃料を通して実油面で確認します。
特に問題が無ければ見る必要ありませんが見ておけば安心出来る項目です。

ゴム製品は部品が出る内に交換しておく方がベターです。

燃料ホースが上下で異形。どんな意味?と毎回思ってしまいます。

キャブの同調を取って安定しました。

デッドストックのフィルターあったのでサービスさせて頂きます。
