バンディット1200K6 油冷メンテ


油冷メンテを行いましょう。
油冷メンテなにか問題が無ければ驚く効果は得られないと思います。

・エンジンダンパーの摩耗→若干振動軽減
・ジェネレーターダンパー硬化/摩耗→アイドリングでのジェネレータージャラジャラ音軽減
・タペット調整→現状確認し4気筒合わせる事により今後バルブ回りに異常が出ていないか判断付きやすいです。多少音は大きくなるかもしれません。
・カムチェーン確認→基本的に自動調整ですがかなり弛まないと張ってくれません。ノッチが固着して動いていない事も・・クランキングで確認。
・キャブレター同調→4気筒合わせてあげる事によりアイドリングが安定致します。

時間と距離が進みだんだん衰えて来るものですのでヘッドカバーからオイル漏れのついででも良いと思います。


バンディット1200K6です。最近もうK6しか生き残っていないのではないかと言う位少ないですね・・・それにしてもGSXRは減らないですね・・・驚き!


距離にして4万弱一回も見ていないとの事です。まぁ結構減ってますね・・・
スカスカでございます。


タイヤで言うとバリ山です。


この先また当分外しませんのでよーくお掃除しておきましょう。


ジェネレーターダンパーもカチカチでガタガタでした。アイドリングで少しは静かになると思いますよ。


見える部品ではありませんが綺麗な方が良いです。磨いておきました。


セルモーターも外してお掃除&オーリング交換しておきました。


埃が溜まっておりますのでこちらもお掃除しておきます。防錆油掛けてさっと拭くだけで全然違いますよ。


ヘッドカバーを外しましてタペット調整に入ります。


1 EX


1 IN


2 EX


2 IN


3 EX


3 IN


4 EX


4 IN

カムのかじりは一切なく綺麗に当たってました。
都内や信号が多い所で使われるとカジリ易いかもしれません。
・STOP&GOが繰り返される(油圧が安定しない)
・温まる前にエンジンストップ(乗る距離が数十キロ程度短い)
・油温が高いにも関わらずアイドリングを続ける。(オイル性能の低下、油圧も低い)

断言はできませんがツーリング派で高速や山道で安定した回転(そこそこ高い油圧状態)の方はかじりが少なく比較的に綺麗だと思います。

ロッカーアーム式はカムが高い位置にあり直押し式の様にオイルの池をパシャパシャ回る訳ではありません。常に適度な油圧が掛かっていると状態は良いのかもしれませんね。


ヘッド内も綺麗です。オーバーヒートも少なくオイル管理が良いだと思います。一回汚れたエンジンはフラッシングや頻繁なオイル交換では汚れを落とす事は難しいです。日々の積み重ねが必要ですね。


ゴミの溜まる箇所はゴシゴシしてから蓋を致します。


ブリーザーカバーも研磨しておきました。


同調は少しずれてましたね。完了致しました。

 

 

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