CB1100 SC65 ヨシムラ 手曲チタンサイクロン「RSC-DRAG」取り付け テールパイプ製作


CB1100 SC65 ヨシムラ 手曲チタンサイクロン「RSC-DRAG」取り付けです。

久し振りに自分の作業が少しだけできました。


新品を買う予算はありませんので中古物色しゲットしたお品。ややヤレ感も良い感じ?です。

さてさて安い!安い!が大好きな皆さん中古についてです。
中古については常にリスクと隣り合わせです。
・欠品有無
・適合品なのか?
・実はジャンクではないか?
などなど。私は自分でどうにかするので良いですがお客さんはそうは行きません。(工賃や材料代掛かる為)結局、新品買えば良かった~って事もあります。

でも皆さまのその気持ちは私もよーくわかりますが・・・
安く買ったから安く付けて欲しい→すいませんが~ご遠慮致します。ご自身でどうぞ!そんな時間あるなら他のお客さんの作業や自分のバイクいじります~の流れです。

ネット通販での新品お持ち込みも敢えて言ってませんが・・・
基本的には・・・
・新品で不良品の手続き→当店では行いません。
・不良手続き中の作業中断→保管料が発生致します。
まぁ最近では余りない思いますが売った所と買った人の問題になります。売って1%でも利益を得た会社、1%でも安く買えた人、お互いに得た責任が生まれて来ますよ。

長くなりましたがリスクと弁当はなになにってことです。


フランジは外れませんが行けるでしょ?って事でこのまま研磨してみました。なかなかうまく行きました。*4本


チタンって表面結構硬いから要らない付着ゴミが取れた感じ。焼き付いたビニールとかもいけるかも?と思ってしまいました。(やりませんが・・・)


懐かしのブラックエディション純正マフラーを外します。1-4のポートが外向いていて良いのか悪いかの~的なエンジンですね。


エキパイを仮付けしまして今回、課題のテールパイプ製作です。
よくよく考えると・・・60.5φのパイプなんて持ってない?もう30日だぁ~でもバラしちゃった~と言う感じ。

加工室をガサガサ漁ると・・・車検用テールパイプとマジックで記載されたパイプを発見しましたのでこいつをベースに行けるなら?頑張るの流れです。


バイクの前にタオル引いて”じぃ~”っと眺めてどうするか頭の中で段取ります。
構想が決まれば後は一直線。まずカットし面出しして拡口機で60.5φが中に入る径まで広げます。


まぁ便利な道具であることは間違いありません。広げ過ぎずきつ過ぎずがベター。


次・・・
どう考えてもサイレンサーの差し込み分の材料が足りない・・・どうしよう。
円周率を駆使して板巻きでパイプを作ってしまう流れです。

外径で決めますのでその数値で板をシャーリングで切り出します。


後は三本ロールでグリグリ回して溶接して完成です。接合部のR甘さが素人感全開!で恐縮です。


ややワープしていきなり完成です。電解研磨とか・・・本当にやばいっす・・・
上の画像のステンパイプですよ。薬品つけて撫でるだけ全行程ほんの5分ほど。焼け取サービスできるんじゃないかと思ってしまいました。(やらないけど)


大きめのフックを作って取り付けました。


と言う感じでございます。 嬉しくて先ほど試乗に行きました。
ノーマルエキパイ+スリップオンの時にあった加速した言時の”モヘ?”感が無くなりました。基本的にトルクが減ってマイルド~に乗り易くなった感じもします。

まぁ1100もあるので別に気にならないです。

*当店はカスタムSHOPでも加工業でもありません。この手の作業は”カスタムお任せください~”とか”金属加工お任せください~”と言った所に依頼してくださいね。ちょいちょいとやってくれますよ。

 

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