【Thoughts】バイク整備後。劇的?良くなった?それとも?そもそも劇的悪かったのか

会話はかなり端的になり結果のみが伝えられます。

”劇的に良くなった” ”もっと早くおこなうべきだった” ”信じられないパフォーマンスだ”などなど。

しかしこの結果だけ聞くと現在100%のパフォーマンスのものが容量増えて150%に増量した様に感じてしまう事も。

で?そもそも最初はどうだったの?

すべての物事についても同じ事が言える気がします。

”先日、凄く儲かった”
こんな話。

まず凄くってどの位?なのか。何と対比してプラスなのか?非常に難しいです。
結果だけ聞かされると”あぁ~そうなんだ~”っと感じしまう事多いですよね。

お金を出すと肯定派になりがち

これは誰しもあると思います。そんな・・・悪いわけがない・・・
これだけ大枚払ったのに・・・

きっと俺の舌が悪いだけだ。。。と自己暗示。
悪さを良さにしてアピールすると波紋の様に広がります。

基本、話は半分以下で参考程度。

メーカーに人間の話でも参考程度がベター。
全部ひとりで見て経験した訳ではないと思います。数値的なものでも検査時と生産時ではもしかしたら違う事もある可能性があります。

少し前に神戸製鋼の捏造ありましたよね。
人間がやる事です、すべて完璧~なんて事はあり得ないと思い感じて行くと安心です。

使用前に戻れないカスタム変更

プラシボがギンギンに効いてしまうと人間何でも美味しくなってしまいます。
ソフトな消耗品あるあるですが”交換したら劇的良くなった”と言う話。

プラグやエンジンオイルやエアフィルターでは良く聞きますよね。
プラグ交換でも色々対比すると面白いと思います。
ノーマル新品付けて、次にイリジウム新品付けて
またノーマル付けて、イリジウム付けてと比較すればまだ信憑性も高くなります。

古いプラグからポンと新品にすればそりゃ~良い筈?だと思います。

この様に戻せる部品であれば良いですが戻せないものも多いです。
人間の感覚も相当いい加減なもので、良く感じたものを美化する傾向にあります。

ありますよね?昔、食べた何かの味が忘れられない・・・
しかし実際今食べると・・・なんてことも。
ノーマルの方が良かったとか、前のサスの方が良かったとかフィーリング過ぎて非常に難しいです。
当店同じようなバイクを触る事多いですが正直、個体個体で全部フィーリングが違います。同じように整備しても同じようにならない事は常にあります。。。
部品の集合体であるバイクも劣化して行きます。
普通に動くなら別に大丈夫ではないかと思っております。

たまにその普通ではない状態で乗っている人がいるので驚いてしまうのですが・・・
実に難しい~です(´∀`*)ウフフ



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