イナズマ1200のバックステップ改修|シフトロッド・ピロボール交換で操作性を劇的改善

ここまで斜めになっているステップKITも非常に珍しいですね。
斜めになっていると当然斜めに押すのであまり良い方向ではありません。

ちょっと加工してシフトフィーリングを向上させましょう。

この記事の整備ログ

車両: SUZUKI GSX1200 (イナズマ1200)

症状: バックステップのシフト操作に違和感(ガタつき、入りにくさ)。

作業内容:

  • 部品交換: 摩耗したシフトロッドの「ピロボール(ロッドエンド)」を新品へ交換。
  • レイアウト変更: アーム側とペダル側のリンク比・角度を見直し、スムーズに力が伝わるよう適正化。

結果: ガタが消え、スコスコと気持ちよくギアが入る操作感へ復活。

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純正のシフトピロボールを抜き取ります。

シフトアームに加締めてあるので加締め削って打ち抜きましょう。
圧入ピンのセンターに穴を開けるとより外し易いですよ。

ちなみにシフトアーム側は「正ネジ」です。

タングレスへリートを使い、アームにM6ねじ山

絶対に脱落して欲しくないので「シフトアームにねじ山を作ります」
更にロックナットを使えばダブルロックになるので安心度は高くなりますよね。

タングレスヘリサートを大至急導入すべき

挿入するストレスは激減。
失敗しようが無いのがこのアイテムの良い所、さらにタングを折って回収する必要もありません。
2アクション3アクションもやる事が減ります。
正直メリットしかありませんよ。

M10の1.25だけありません。
たぶん、誰もが感動するレベルです。

座面に対して真っすぐ立てます・・・NO目見当の気持ちで毎日生きております(*´ω`*)
*M6用ヘリサートタップです。

オフセットカラー削り、TIG溶接して一体化

一周開先を取って溶接してしまいます。
出来るだけガッチリ!オフセット量が多いので合体させました。

ちゃちゃっとガンコートで塗装して焼き付けて完成です(*´ω`*)

クリアランスの問題でこれが限界

ステップKITのカラーを追い込めばまだ可能ですが・・・
やればやったで問題もあるので色々考えてこれで良しとします。

シフトロッド自体も短縮させてます。
シフトロッドのネジ部はあまり出さない方が安全です。

意外と折れますので出し過ぎと斜めは要注意なんですよ。

ペダル側は極低頭を使えば追い込めるのですが・・・ペダルのねじ山部分が袋になっているんです。

貫通していれば極低頭+ロックナットで安心できますが
この状態だとしっかり締め付け出来るボルトで無ければ安心できません。

そんな感じでもう少し続きます。

Title: Improving Shift Feel on Inazuma 1200 Aftermarket Rearsets. Problem: The gear shift lever felt loose and notchy due to worn components and poor linkage geometry. Work Performed:

Parts Replacement: Replaced the worn-out Pillow Balls (Rod Ends) on the shift rod to eliminate play.

Adjustment: Optimized the shift linkage angle and leverage ratio for smoother operation. Result: The shifting feel is now precise and smooth, significantly improving the ride quality.

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