
はいはい!同じく続きでございます。
新品のブレーキキャリパーって実は1回バラしてあげた方が良質なタッチを得られます。
簡単に言えば「トラブルが起きづらい」感じです。
トラブルの定義が難しいですが
そのまま使うと「タッチが出ない」=何かプカプカするっと言われてしまいます。
組み付ける前に一度分解してメダルラバーを塗布して組み付けるだけで全然違いますよ

ブレーキホースが制作終わったので分解していくよ

ちなみにですが「まじかよー」って位にピストンが抜けませんでした。
そのくらいシールとピストン潤滑されていないんです。
程度は仕方ないと思いますがこのまま組むと大体タッチが甘くなってしまいます。


ちなみにですが左右のピストン抜くのに1時間弱かかってます。
どれくらい苦戦したかなんとなく伝わるかと思います。
「自称新品?」なので分解することによって確実度がアップしますよね。
ブレーキだけにしっかり安全に組み付けたいですよね。
ブレーキパッドの面取りは前後方向と・・・


パッド面は前後方向のみ面取りをしておくとスムーズにディスクが侵入してくれるはず?です。
上下方向はブレーキディスクの状態が良い時は絶対に面取りしないでくださいね。
上下方向を面取りすると当たり面が狭くなってしまいますので注意が必要です。
近年、大抵のブレーキパッドは背板の綺麗になっておりますが少しだけ面取りしてます。
これはブレーキパッドがスムーズに戻ってほしいという気持ちから行っております。

最近はリューターで軽く掘ってしまってます。
右キャリパーで外側のパッドという意味です。
他人が見て分かりづらい/間違える可能性がある表記は
極力行わないようにしております。
組み付けフルードエア抜き後にピストンの動きをチェックするよ

ブレンボまでとは行きませんがスコスコにピストンは軽く戻ります。
「ピストンが軽く戻る=引きずりが少ない=バイクの押し引きが軽い」ということになります。
せっかくのアフターパーツ100%のパフォーマンスを発揮させてあげたいですよね。


その他キャリパーのセンターやパッドとディスクとの接触を確認。
またキャリパーボディへの接触も確認しておくと確実でしょう。

どこで誰か触るかわからないので
SIM が入っている箇所にはピータッチしておくよ。
カスタムバイクでSIM ?ワッシャー?が複数枚ボロボロ落ちてくる事ってありますよね。
まだ偶数なら良いですが奇数の時がちょっと焦ります。
要は2mm1枚 1mm2枚の組み合わせだったりすること。
その時その時でノギスで調べなきゃいけません。
極力、他の人が作業しても迷惑かからないようにしておく気持ちって大事だと思います。
え~長くなりますんで今日の分もう1回続きます。
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