
多分引っ越す前の最も難題になりそうなこのZ1R。
完全に作業受付はストップしているので受けている分をガンガンやっていくよ!
(噂のカチエックスでバイク無料査定・売却!これが新しい売り方)
中がTHE旧車と言うクオリティーでびっくり

THE630!今回はチェーンサイズを525へ交換します。
サンスターから今ド定番の525がラインナップされてるのでこちらをチョイスしたよ。
ドライブスプロケットのナットも緩んでますし、
スプロケットカバー右下のボルトも折れて残留しております。
どこまで真面目にやるかちょっと考えます。


このようにねっちりチェーンオイルがこびりついた状態は
古いウエスに洗油をべっちょり濡らしてふきふきするしかありません。
油には油が最も効果的で適してると思います。
ある程度拭き終わったら歯ブラシなどでシコシコして
最後にパーツクリーナーをシューっとかけて完了です。
純正なのに?キャリパーのセンターが出ていない

意外と Z あるある ですよね。
微妙なオフセット違いのディスクが存在してますので悩ましいですよね。
この件に関しては一旦保留して他の作業を進行していきます。
そもそもリアブレーキ腐りすぎて効いてない?

リアキャリパーをオーバーホールするのでフルード抜こうと思いましたが一向に出てきません。
おかしいなと思いブリーダーを外すと完全にサビで埋もれてました。
鉄のブリーダーは完全に錆びやすく固着することが多いので
ここだけはチタンを使うようにしております。
よく乗ってきた!ほぼレストアベースのZ1R




かなりひどい状態ですね。
この感じだとリアブレーキマスターもOH必須でブレーキホース自体もアウトの可能性があります。
よくも悪くもベースだと思って付き合っていくしかありませんね。




ウェットブラストで処理してそこそこ綺麗になりました。
キャリパーの塗装が基本的に弱っているので広めにかけておきました。
キャリパーボディのアルミも腐食が進行しておりシール溝が多少ザクザクしております。
今回はとりあえず使えるものは使って仕上げていこうと思います。


ピストンは多少サビがありましたがウェットブラストで処理して綺麗にしておきました。
今回はとりあえず使えるものは使ってまずは気持ちよく乗れるようにしたいと思います。

国産のキャリパー オーバーホールの時は
CCIメタルラバーを使うと気持ちよく動くようになりますよ。
一度も試したことない人は1回味見してみてね。

キャリパーの分割ボルトはM 10 ×25 P1.25。
きれいにザグってあってホンダ純正のボルトを使えましたよ。
全てのバイク。ハブベアリングは両面シールだと良いよ

純正のオートバイって片面シールがかなり使われていると思います。
正直別に後から注油するなんてことはほぼありません。
ホイールベアリングは基本的に両面シールを使ってもらえるとありがたいです。
何と言っても画像のようにグリスがねっちょりしませんからね。
極力ネチョネチョしないオートバイだとありがたいです。


なんとなくですが多分当時から一度も交換されていないような気がします。
破綻する寸前な感じですね。ちょうど良い?タイミングだと思ってガシガシ交換していきましょう。


ホイールベアリングは少しでも軽く動いてほしいので「非接触が好き派」です。
「一滴も外にグリスが出て欲しくない派」は接触を好んで使うようですね。
この辺はお好みで良いと思います。そこまで劇的な差は正直出ません。
スプロケットはサンスターの鉄!サイズは525

ブレーキやチェーンスプロケットに関してはサンスターがかなり Z に力を入れております 。
このチェーンサイズ525というのも面白いですよね。
チェーンサイズもありますがカタログを見て前後の丁数が選べたのもチョイスしたポイント。
ファイナルは結構いじると面白いですからね。


この時代はもしかしてロックナットって採用されてなかった?
基本的には各部ロックワッシャーで回り止めをしております。
整備性も見た目も悪いので私は極力使えません。
サクサクっと作業できるオートバイがやっぱりいいですよね。
今回かなり長丁場になりそうですが
部品単位で美しく仕上げていけばフィニッシュもおのずと美しくなると思っております。
Z の ノーマルスイングアームにはデイトナ の受けが最高だよ

マフラーが邪魔だったり受けに乗る部分が狭かったりして肝を冷やした方結構いるんじゃないですか?
デイトナのスタンド用ですがJ トリップにも使うことは可能です 。
*細かく言えば少しだけ細いです。


マフラーが低い場合でも確実に持ち上げることできます。
そしてスイングアームに接触する部分が凹になっているので外れることがありません。
このスタンドの受けがあれば安心して作業ができると思いますよ。
ノーマルスタンドで使いづらいな~っと思ってる方一度味見してみてね。
そんな感じでじわじわ作業進行していきます。
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