
先日の作業の続きを行いますね。
もう7万キロ。ちょっとしたゴム類も交換しておきましょうね。
車両: SUZUKI B-KING (GSX1300BK)
作業: 前後ホイールベアリング&ダストシール交換、各部点検。
症状: 取り回しが重く、走行中に僅かなゴーッというノイズや振動を感じる。
原因: 車重とハイパワーによるベアリングの摩耗・グリス切れ。
結果: 押し引きの段階で「軽さ」を体感。コーナーリングの素直さが復活しました。
ニッシンあるある。ブラインドプラグが齧る件

タガネ3級?なので愛と勢いで引っ叩きます。
コツは・・・容赦なくです。
ちなみにこの部品ホンダの方がリーズナボーです。
スズキ 59345-13E00 460円
ホンダ 45203-MG3-016 255円
こう言う事例は山ほどあります。
どこから入手するかだけで地味な差が出てきます。
コツコツと余剰した部分で他に栄養を与えてあげると良い気がします。
*キャブ/フォーク/ブレーキに関しては特に多いです。

キャリパーを洗浄とチェックします。
動きが悪ければ即OHが鉄板!今回も大丈夫で日本企業製品ってすごいなーっと思います。

ブレーキパッドの残厚を調べておきます。
ブレーキパッドは均等には減らないからこそ、ギリギリまでの使用はディスクに良くありません。
特に減るのはリーディング側と内径側
大きい差が出るもので0.2mmとかザラです。巻き込まれるようにパッドが動くのがわかりますね。

ブレーキディスクの表面を一回脱脂してお掃除。
これをすると一発目はビックリする位、効かないので注意してね。
目的はクリーンにリセットした状態でもう一回パッドを馴染ませてフレッシュにしてあげる。
劇的な効果はありませんが少しだけは良くなった気になりますよ。

この時代になると樹脂の固定方法が確立されてますね。
H型のダンパーを入れて段付きカラーで固定する方法。
金属で樹脂を締め付けないとやはり耐久性やビビリ音が違いますよね。
フェンダー側の穴公差+ダンパーでガタガタなので取付もルーズかつ確実に取り付けられる。
生産効率まで上がってしまうのです。


タイヤを濡れ雑巾で拭いて異物が刺さっていないかチェックします。
全体的に問題はありませんでしたので安心です。
フロントホイールベアリング交換します。

安心の25φ。なにも悩む事はありません。
多分、7万キロほど使用している筈です。
シャフト径が太くなりベアリングも大きくなってどんどん丈夫になってきましたよね。


ホイールベアリングは両方奥まで圧入して完了ではありません。
基本的には「片側が底ついて・逆が調整」になってます。
なのでアクスルシャフトをガンガン叩かないで欲しいのですよね。
叩くチカラで簡単にベアリングがズレてしまいます。
まぁそれでも大丈夫な日本のオートバイは素晴らしい。
交換前にマニュアルをチェックしないと最大限の効果が得られませんよね。



ディスタンスカラーも流用部品として使えます。
ストック材料が無くて定尺で買うのも面倒だし、送料も馬鹿にならないよな~なんて時に最適。
加工ベースとして全然ありなんですよ。

このホイールベアリングプーラーが秀逸。
ストレートのモノなんですがこれ以外使ってないですからね・・・
ちなみにハスコーの高級な奴もありますが出番ありません。
安価なモノってガンガン使えるので良い部分もありますよ。
ロストした30mmを買うかどうかって悩みますよね~買った途端、見つかるのは良くあることです。


レンチ径をピータッチしておくと素早く作業に入れます。
蓋には「こっちが上」一回逆であげてぶちまけたんですわ。

アクスルシャフトは前後問題ありませんでした。

チェーン周りはオーナーのメンテが良いので状態も素晴らしいです。

チェーンスライダーがちょっと疲れてますね。
でもスイングアーム周りを外さなければ交換できません。
外す予定があるならばチェーンスライダーはキープ必須かもですね。

フロントフォークダストシール外してお掃除と注油しておきます。
倒立フォークは延々に同じところが擦れ続けます。
特に前側のお掃除・潤滑と摩耗具合のチェック。
後は内側のロア部分が錆びない様にしっかりしておきたですよね。
銘品ワークスタイプグリップに交換

製品名を絶対買えた方が良い・・・・
だいぶマニアックですよね。


純正のビラビラ?を旋盤で削ってジュラコンで大きいワッシャー作っておきました。


アクセルワイヤーも新品。
パシャ!パシャ!ってスムーズに開閉すると本当に気持ち良いですよね。


破けたシフトラバーも交換しておきました。
SUZUKI 25526-47001

とくに問題ありませんがセンサーカバーも交換しておきます。


ヒューズもたまに外して汚れていれば交換。
再利用の場合は接点復活材を拭いてから拭って戻す感じです。
大きな交換はありませんが気分的に安心感が得られます。
冷却水・フルード・エアクリーナー清掃


エアクリーナーを外すのにBOXもはずさないといけない男らしい設計です。
ボチボチ汚れてましたね。

冷却水も綺麗なものでした。
水冷は本当に熱に厳しいでの最低でも2年に一回は交換したいです。
リザーバータンクは意外と減っているのでチェックは必須なんですよ。



ブレーキフルードはゴールデンクルーザーDOT。
絶対的な信頼を持ってます。

後は試乗して完成でございます~
Issue: The massive B-KING (powered by the Hayabusa engine) places immense stress on its wheels. The bearings were worn out, causing resistance. Work: Replaced front and rear wheel bearings and dust seals with new Japanese parts. Result: The difference is night and day. Pushing the bike around the garage feels significantly lighter, and the handling on the road is now smooth and predictable. Essential maintenance for heavy bikes.
-
日々の出来事(業務日誌)
【整備ログ】この時期は油冷カタナ!ユニコーンジャパンGSX1200S油冷カタナの完成度と秋風を切り裂く深部下地調律
-
日々の出来事(業務日誌)


【整備ログ】根強い人気を誇るバンディット1200(K6)!ヨシムラST-1カムシャフト投入で油冷最終型の本領を解き放つ
-
日々の出来事(業務日誌)


【考察&整備ログ】ある意味バンディット1200ファイナルはK5!廃盤前に抑えるべき純正部品と油冷を一生乗り継ぐ下地調律
-
日々の出来事(業務日誌)


【整備ログ】噂の?油冷メンテ!バンディット1200(K5)も20年経過車。ゴム・油脂・電装を総リセットする下地調律
-
日々の出来事(業務日誌)


【整備ログ】実は希少なバンディット1200(K5)!ヨシムラST-1カムシャフト投入で油冷本来のパンチと咆哮を解き放つ
-
日々の出来事(業務日誌)


【整備ログ】どこまでも行けそう~!XT1200ZEスーパーテネレ1200・車検整備
-
日々の出来事(業務日誌)


空冷Zを引き継ぐモノ。。ゼファー1100のスタータークラッチ廃盤問題ってどうしているの?エンジンオイル/フルード交換
-
日々の出来事(業務日誌)


【整備ログ】スーパーテネレ1200(XT1200ZE)にブレンボRCSラジアルマスター!4ピンスイッチと電子制御を活かし切る下地調律
-
日々の出来事(業務日誌)


【整備ログ】憧れのVFR400R(NC30)!スフィアライト「ライジング3」LED装着で夜間視界と電装保護の極上調律














